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2023年 6月 3日 「暗記・覚える」ってなに?
こんにちは!東進ハイスクール与野校の佐々木です!
今回は「暗記・覚える」ってなに?をテーマにブログを書いていきます。
すでに自分でわかっている人には、今回のブログは少しつまらないものかもしれません。「そんなの当たり前のことだろ!」と思う人もいると思います。
しかし、「暗記が苦手です」「模試や学校のテストで成績が上がりません」と悩んでいる人もきっといるはずです。
こういった悩みを感じている人は是非読んでいってください。
暗記って何?覚えるってどういうこと?
僕が高校生のとき、ずっと理解できなかったことです。
意外と曖昧な定義ですよね。
僕は受験生時代、日本史の点数に伸び悩んでいました。
一問一答を何度もやりましたし、教科書だって何度も読み返しました。過去問も何回もやってました。しかし点数は思うように伸びませんでした。
大学受験を終えて、高校生を指導する側に回ってから気づきました。
僕はちゃんと「暗記」をしようとしていなかったなと。
無意識のうちに目で横流ししている単語もたくさんあったのではないかと。
覚えた気になっていただけだなと。
暗記を正確にしていなかったからこそ点数に伸び悩んでいたんだと思います。
本題に行きましょう。
暗記とは「何も見ずにその言葉を言える」ことだと思います。
覚えるも基本同じ意味だと思います。
言い換えると「思い出す」ことでしょうか。
みなさん、無意識のうちにやってませんか?
- 教科書を流し読みして満足する。
- 授業で聞いたことをノートにまとめて満足する。
上の二つの勉強では暗記できません。
覚えた・暗記したと言う状態は
- 教科書を読んでから、見ずに読んだ内容を言えるようにする
- 授業で聞いて学んだことをノートに記録して、後で見ずに思い出せるようにする
のことを指すと思います。
確かに思い出す勉強って負荷高いですよね。分からないことを思い知らさせるし、「何回思い返せば覚えられるんだよ」と思うし、終わりが一向に見えなくて辛いです。気分は良くないです。
でも、そうして何も見ずに言えるようになるまで何度も思い出そうとして忘れないようになった時、初めて「暗記した」と言えると思いますし、テストや模試の結果にも成果が現れてくると思います!
ぱっと思いつく暗記の方法を以下に載せておきます。困った時は参考にしてみてください!
- 自作の問題集(一問一答形式)を作ってみる
- 赤シートで隠して覚えたい単語を思い出そうとする
- 手で隠して思い出そうとする(端に単語が載っている単語帳など)
- 問題集を解く
(特に地歴科目などはこれにあたりますが、問題を解かないと一生点数が上がりません。詳しい話は今度別の機会に話します!)